明治と武蔵野赤十字病院、食品の飲み込みやすさを初めて指標化

総合 ニュース 2018.09.14 11763号 04面

 明治と武蔵野赤十字病院は10日、口腔(こうくう)から咽頭の「摩擦と潤滑(トライボロジー特性)」を考慮した新しい計測装置「F-bology Analyzer」を開発し、食品の計測値(物理量)と実際に飲み込んだときの官能評価値との間に相関を確認したと発表。この装置を活用し、食品の飲み込みやすさなどを指標化する。さらに、より付加価値が高い食品の設計と開発を予定する。研究成果は、8日から9日に開催された「第24回日本摂食嚥下リハビリテーション学会」で発表した。

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