香川県、ブランド戦略事業を推進 「香川かがやき大使」に女優・藤澤恵麻さん起用

総合 キャンペーン 2008.01.30 9941号 06面
幸せのオリーブリースの前で記念撮影する真鍋武紀香川県知事(中央左)と香川かがやき大使の藤澤恵麻(同右)

幸せのオリーブリースの前で記念撮影する真鍋武紀香川県知事(中央左)と香川かがやき大使の藤澤恵麻(同右)

 香川県(香川県観光交流局=高松市、087・832・3361)は、地域ブランド構築に向けた香川ブランド戦略推進事業の一環として「かがやくけん、かがわけん」をキャッチフレーズに「香川かがやき大使」に同県出身で女優の藤澤恵麻を起用した。23日、東京都港区のグランパシフィックメリディアンで大使の委嘱式を行った。

 委嘱式では「香川かがやき大使」の初仕事として藤澤が、小豆島オリーブ、瀬戸大橋の節目の誕生会を祝いケーキのろうそくを吹き消すとともに、高さ2mの「幸せのオリーブリース」の序幕式を行った。

 委嘱式に続き、場所を同ホテルのパーティースペースに移し、「小豆島のオリーブ」を使用したスイーツやイタリア料理の試食が行われた。試食メニューやスイーツは小豆島オリーブ栽培100年を記念し、2月末まで同ホテルのカフェで提供される。

 2008年は(1)瀬戸内海の風土を象徴するオリーブが、小豆島で日本で初めて本格的な栽培に成功して100年(2)海面魚類養殖の礎となるハマチ養殖の事業化が、安戸(あど)池で世界で初めて成功して80年(3)世界最大級の道路鉄道併用橋の瀬戸大橋が開通20周年を迎え、香川にとって記念すべき年にあたる。

 同委嘱式を皮切りに記念シンポジウムやさまざまなイベントを予定している。

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