大和製罐、国内初の電子レンジ対応缶詰「レンジde缶」体験会開催

専用のアタッチメント「ノンスパークキャップ」を開発し缶の底に装着することで缶詰のレンジ加熱を可能にした大和製罐の「レンジde缶」

専用のアタッチメント「ノンスパークキャップ」を開発し缶の底に装着することで缶詰のレンジ加熱を可能にした大和製罐の「レンジde缶」

山本達平部長

山本達平部長

大和製罐パッケージングソリューション室の犬丸彰子さんが「レンジde缶」の技術を解説

大和製罐パッケージングソリューション室の犬丸彰子さんが「レンジde缶」の技術を解説

大和製罐の開発した「レンジde缶」の試作品「牛もつ煮込み」はレンジで温めることでラードが程よく溶けて食べやすくなる

大和製罐の開発した「レンジde缶」の試作品「牛もつ煮込み」はレンジで温めることでラードが程よく溶けて食べやすくなる

 大和製罐は23日、東京・新宿のパティア市ヶ谷で、国内初となる電子レンジ対応缶詰「レンジde缶」の製品体験会を開いた。缶詰市場が縮小傾向にある中、温めてさらにおいしく食べられる新しい価値を提案し、保存食の枠を超えた日常食への浸透を狙う。2026年3月の商品化を目標に、量産化に向けた検証を進めている。
 マーケティング部の山本達平部長は、国内の缶詰市場が2019年の20万5000tから23年には16万1082tへと2割以上減少した現状を説明。消費嗜好で「

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