日本公庫奈良支店、千代酒造に融資 酒米生産を支援

総合 ニュース 2021.04.23 12219号 09面
自社生産した有機栽培の山田錦だけで造られる「櫛羅」

自社生産した有機栽培の山田錦だけで造られる「櫛羅」

 【関西】日本政策金融公庫奈良支店農林水産事業は、奈良県御所市で清酒製造業を営む千代酒造に、原料となる酒米生産増産に必要な設備資金を融資した。16日、発表した。
 千代酒造は1873年の創業。全国の酒蔵でも数少ない原料となる酒米の一部を自社で生産している。
 年間雇用した蔵人の夏場の仕事として、1996年から酒蔵周辺の40aの田んぼで酒米生産を始め、その酒米・山田錦で仕込んだ酒を自社の所在地の地名である御所市大字櫛羅(くじら)に

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