極洋、上期は冷食など減収 水産商事で大幅増益確保

水産加工 決算 2020.11.20 12149号 03面
井上誠社長

井上誠社長

 極洋の2021年3月期上期決算(連結)は、売上高1168億6100万円(前年比7.9%減)、営業利益13億7900万円(同87.6%増)と減収増益で折り返した。6日の記者発表で井上誠社長は「水産商事と冷凍食品事業が減収となったものの、水産商事が大幅増益で全体の営業利益も増益となった」と分析した。
 水産商事事業は、外食や観光業の業務用ルート需要が減少したことで、エビの国内販売やホタテなどの輸出販売が低迷したほか、サケマスや北洋魚の単価下落によって売上

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