ハチ食品駒ヶ根工場、レトルト生産25%増強 一貫体制で高付加価値化
高橋慎一社長
【関西】ハチ食品は今秋、レトルト専用「駒ヶ根工場(長野県駒ヶ根市)」=写真=の生産ライン増強で日産22万パウチ(52t)体制を敷くとともに、深刻な労働力不足解消に向けて自動設備導入で省人化を図った。高橋慎一代表取締役社長は「安全・安心な製品供給を第一に、スパイスやルウ、レトルトまでの一貫製造を強みに高付加価値化、新規分野やイノベーティブなテーマにも挑戦し、新たなハチ食品を目指す」と抱負を語る。
日本初のカレー粉製造の歴史を持つ同社だが、レトルト事業