国産化に針路をとれ:エム・シーシー食品 看板「100時間ビーフ」国産肉に

国産肉に変更した100シリーズ

国産肉に変更した100シリーズ

 ●味の追求でたどり着く
 【関西】製造コストが上昇し続ける中、看板商品の品質を保ち、ブランドを磨くことは食品メーカーの大きな責務だ。エム・シーシー食品は今春、同社の顔となっているレトルトカレー「100時間かけたビーフカレー」のメーン食材である牛肉を国産化し、品質向上と価格据置きを両立する改良を施した。主要原料の7割弱を国産素材でまかなう国産志向の同社だが、牛肉国産化は「味を追求する中でたどり着いた」と語る。
 淡路島産玉ネギや

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