ミネラルウオーターは備蓄需要や有価飲料としての価値が高まり、日々の生活に根付く存在となった
新型コロナ5類移行後、2度目となる夏を目前に控え、ミネラルウオーター・炭酸水(無糖炭酸)市場が最盛期を迎えている。90年代からミネラルウオーター市場は拡大を続け23年、ミネラルウオーター類の国内生産量は4年連続過去最高を達成し、金額も初の4000億円を突破した。備蓄意識や健康意識の高まり、インバウンド需要などを受け、各社は、商品の持つ価値をあらためて訴え、社会的注目度が高いサステナビリティと連動訴求することで消費を促す。一方、炭酸水市場も伸長を続ける。ノンアルコール類の台頭