キリンHDと国立感染症研究所、プラズマ乳酸菌を活用 経鼻接種でウイルス対応

総合 ニュース 2024.11.25 12857号 04面
左からキリンHDヘルスサイエンス研究所の藤原大介所長、国立感染症研究所の石井洋氏、キリンHDヘルスサイエンス研究所の城内健太氏

左からキリンHDヘルスサイエンス研究所の藤原大介所長、国立感染症研究所の石井洋氏、キリンHDヘルスサイエンス研究所の城内健太氏

経鼻摂取のイメージ

経鼻摂取のイメージ

 キリンホールディングス(HD)は、国立感染症研究所(感染研)との共同研究により、「乳酸菌L.ラクティス プラズマ(プラズマ乳酸菌)」の経鼻接種で新型コロナウイルスおよびインフルエンザウイルスへの感染予防の可能性を非臨床実験で確認した。今後、臨床実験を予定し、未知の呼吸器ウイルス発現に際してワクチン開発までの緊急対応処置としての活用を見込む。
 「プラズマ乳酸菌」は、免疫細胞の司令塔「pDC」に直接作用して免疫全体を活性化させ、ウイルスへの攻撃・排除を

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