第一精工舎、銅の抗菌性能持つプラスチックがコロナ禍で注目 SMなど採用

プラッパーのカートグリップを手にする石田恭彦社長

プラッパーのカートグリップを手にする石田恭彦社長

カートグリップが採用されたスーパーマーケットのカート

カートグリップが採用されたスーパーマーケットのカート

 【関西】第一精工舎(大阪府大東市)は、殺菌作用を持つ銅とプラスチックを独自技術のフリーブレンド(FBI)工法で混ぜたプラッパー(Plapper)を開発。銅の上では新型コロナウイルスが4時間で死滅することが米国立衛生研究所(NIH)で確認されており、コロナ禍で同素材を使用したカートグリップが食品スーパー(SM)などに次々と採用されている。
 2001年設立の同社はプラスチックの新原料開発などを手掛けている。「銅は優れた殺菌性能・抗ウイルス性能があるが加

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