中部新春特集:浜松市、域外資本の参入相次ぐ 地場との激しい攻防戦も
2025.01.25![中部新春特集:浜松市、域外資本の参入相次ぐ 地場との激しい攻防戦も](https://news.nissyoku.co.jp/wp-content/uploads/2025/01/604939.jpg)
域外資本のSMの静岡県浜松市への進出が相次いでいる。価格競争力を武器に競合既存店との違いを鮮明にするとともに同市を含む静岡県西部での出店を進めている。今後、域外資本と地場資本との間で激しい攻防戦が繰り広げられると予想される。(宇佐見勇一) 神奈川県…続きを読む
◆各地のバイヤーに聞く ●地域のニーズに合わせ差別化 名古屋市で7店舗を展開するSMのスーパーヤマダイの今期(25年3月期)ここまでのお茶カテゴリーの状況は物価高の影響で売上げは前年比微増で推移している一方、数量ベースでは減少傾向が続く。また、域…続きを読む
◆各地のバイヤーに聞く ●メーカーや生産者との連携強化 愛知県田原市の渥美フーズが運営するビオ・あつみエピスリー浜松店の前期(24年9月期)ここまでのお茶関連カテゴリーは前年比微増で着地した。中でも日本茶とハーブ茶が、同約10%増と好調だった。背…続きを読む
緑茶市場は高単価なリーフ茶は低迷しており、今後も同様の基調が続くとされる。一方、簡便志向の高まりを追い風にティーバッグ茶は好調な売れ行きを示す。これを受けて、若年層への訴求と並行して、簡便性の高いティーバッグ商品などのPRを強化している量販店も少なく…続きを読む
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(USMH)は11月30日、いなげやと経営統合した。マルエツ、カスミ、マックスバリュ関東と合わせ、659店舗・売上高9235億円(23年度)と首都圏の食品スーパー(SM)では最大規模のチェーンになった…続きを読む
【新潟】ウオロクは11月27日、新潟市西区にウオロク小針南店をオープンした。同区4店目となる今回は、新潟西バイパス小針インターからも近い、競合店が多く出店する激戦エリアへの出店となった。鮮魚や惣菜など同社の強みを拡充させた最新の店舗スタイルを展開する…続きを読む
【関西】ライフコーポレーションは25年3月に、大阪・梅田、神戸・三宮と関西を代表する2エリアにナチュラルスーパーマーケット「ビオラル」を相次いで出店する。梅田のグラングリーン大阪内の「ビオラルうめきた店」には、近畿圏では初となる「ビオラルカフェ」も併…続きを読む
【関西】ライフコーポレーションは11月27日、大阪市北区に「ライフ東天満店」をオープンした。商業施設やオフィスが立ち並ぶ「梅田」に隣接する同エリアのニーズに対応し、昼食・夕食のピークタイムに合わせた作り立ての惣菜・ベーカリーを提供するほか、冷凍食品や…続きを読む
【中部】バローホールディングス(HD)は11月19日、愛知県一宮市と包括連携協定を結んだ。協定では食育、健康、福祉に加え、地域安全や防災、環境・スポーツなどに関連した連携を進めるとした。直近では同社の市内各店舗へのフードドライブ設置や遮熱避難施設への…続きを読む
◇小売商品部長に聞く各社の戦略 愛知県三河地区を中心に33店舗を展開するドミー(同県岡崎市)の今期(25年5月期)9月までで、楽天ポイントを活用した施策などで既存店の売上げは前年を超えて好調に推移。一方でコスト増に伴う課題を抱える。そこで古久根光二…続きを読む
◇小売商品部長に聞く各社の戦略 食料品の相次ぐ値上げに加え、域外資本の参入が加速し、市場環境はより厳しさを増す。そこで静岡県浜松市の遠鉄ストアの池谷航之介取締役営業本部副本部長兼商品部部長は「商品」「販売」「鮮度」「接客」「人財」の五つの質の向上を…続きを読む