厚労省、食中毒件数最少を更新 コロナ影響色濃く

総合 ニュース 2022.03.28 12379号 03面

 21年(1~12月)の食中毒事件数717件、患者数1万1080人、さらに患者数2人以上の事件数340件がいずれも直近20年間で最少だったことが厚生労働省のとりまとめで分かった。事件数が最少だった前年をさらに下回った。1件当たりの患者数が500人以上の大規模事例は2件にとどまり、患者数は合計4441人で全体の4割を占めた。同省が17日開いた食中毒部会で、委員からは「良好な傾向が続いている」との声が聞かれた。
 新型コロナ感染拡大による緊急事態措置、まん

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