目指せ半減 フードロス:食品産業の重要課題「賞味期限延長」 品質意識の内外差再考を

総合 ニュース 2022.10.05 12477号 01面

まだ食べられるのに捨てられる食品ロス。その有効な削減策の一つが賞味期限の延長だが、一方で輸出拡大策としても有効かつ喫緊の課題となっている。食品を輸出する際、多くの輸出先国が求めるのは「少なくとも6ヵ月以上」の賞味期限だからだ。食品ロス削減と輸出拡大の両面で今、賞味期限の延長が食品産業の重要課題となっている。(本宮康博)

●食品ロス削減・輸出拡大の両面で

農林水産省が主導するGFP(農林水産物・食品輸出プロジェクト)は9月、組織内の加工食品部会が賞味期限対応勉強会を開催した

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