消費者庁、赤色3号「安全問題なし」
米国FDA(食品医薬品局)が1月15日、着色料である「食用赤色3号」の使用禁止を公表したことを受け、消費者庁は2月18日に有識者でつくる添加物部会を開き、従来と同様に「安全性上問題とならない」との見解をとりまとめた。ただ今後、健康への影響を個別に分析するリスク評価機関である食品安全委員会に、「食品健康影響評価を依頼することを検討してはどうか」との文言を入れた。
同部会は赤色3号について、ラット試験を根拠に発がん性を指摘したFDAの論拠、欧州食品安全