左から今宮大輔店長、今宮達三オーナー、中山勇社長、佐々木則夫監督、萬田久子さん

イートインコーナーと同じ木目調のコーヒーカウンター

　ファミリーマートは、15日の4店同時オープンで国内総店舗数1万店を達成した。73年に実験1号店を開店以来、日本発祥CVSとして独自に展開してきた。15日開店の中野中央五丁目店（東京都中野区）での記念セレモニーで、中山勇社長は「1万店は通過点。さらに商品・サービスを充実してお客さまの期待に応えたい」と述べた。22日から4連発で記念キャンペーンを実施中だ。

　15日に東京、大阪、京都、熊本でそれぞれ1店を開店した。記念セレモニー会場となった中野中央五丁目店は、ファミリーマート18店を経営する今宮達三オーナーの19店目の店だ。同店はカウンター式イートインコーナー、レジカウンターと連結したコーヒーカウンター、トイレ2室を設けるなど「居心地よさ」を提供する取組みをしている。

　記念セレモニーにはサッカー女子日本代表監督の佐々木則夫氏、女優の萬田久子さんが祝福に駆けつけ、中山社長、今宮オーナー、今宮大輔店長とともにテープカットを行った。

　1万店達成記念として（1）「うさぎのモフィマグカップ　もれなくもらえるキャンペーン」（10月22日～14年1月27日）（2）「ご愛顧感謝セール」（10月22日～11月4日）（3）多機能情報端末Famiポートで発券する「ファミマプレミアムチキン50円割引券」（同）（4）「抽選で10万名様に全額ポイントバック！」（同）を実施中だ。

　これらのキャンペーンと連動して、22日から萬田久子さんを起用したPB「ファミリーマート　コレクション」の新TVCMを放映している。重点ターゲットである女性やおとな世代に、専門店の味を追求したプレミアムシリーズを訴求する。

　（板倉千春）