解説:イオンのマルナカ子会社化 創業家の再構築支援 資本・経営分離が柱

統計・分析 小売 2011.10.07 10560号 01面

 【解説】イオンが資本提携を通じてマルナカ、山陽マルナカの経営権を取得することの意味は、世代交代を踏まえた今後の食品スーパー(SM)再編の在り方の一つを明確に示したことにある。事業継承に悩む創業家を尊重し、新たな時代に適合する経営の再構築を支援するというものだ。そのためには資本と経営の分離が必要だった。  マルナカの創業者である中山芳彦前社長は純投資の目的で11年2月末時点でSMハローズの6.70%、イズミヤの5.42%、Olympicの2.76%、マ

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