胃心伝真=パンの缶詰
「被災地でボランティア活動をしていた時に出合ったパンの缶詰のおいしさにびっくりした」と語るのは、製造元であるパン・アキモトの藤崎良太取締役製造部長。この出合いが契機で同社に入社し、缶詰の開発・製造に携わる▼飲み水が乏しく、火を使った調理も困難という状況では、開けたらすぐに食べられるパンの缶詰は「紙を剥がしたらすぐに食べられるし、おいしい」と、被災者から人気だった。災害時においしいパンが食べられるというのは、大きな心の支えになっただろう▼さらにこの缶詰を入れた箱には、同社従業
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