米国産大豆、土壌が水分不足、作柄悪化など懸念 国産は納豆銘柄の不落目立つ

農産加工 ニュース 2021.07.26 12266号 03面

全国豆腐連合会(全豆連)によれば、米国農務省が6月28日に発表した同27日現在の米国産大豆の主要生産州の発芽率は96%(前年94%、平年92%)、開花率は14%(前年13%、平年11%)と前年並みに推移している。作柄概況は、主要生産州の平均で優良と良好の合計が60%で、前年同期を11ポイント下回った。米国コーンベルトの主産地は乾燥天候で土壌水分が不足している。特にミネソタ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州での土壌水分が不足し、開花期に向け、作柄悪化や生育遅延が懸念されている。

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