地方でも人手が集まる「タイミー」:導入事例=タイミー×アルテゴ「ベーグル&ベーグル」【PR】

総合 インタビュー 2023.11.27 12681号 10面
田部祐二氏

田部祐二氏

小山哲史氏

小山哲史氏

催事店舗では季節ごとに内容を変え15種類のベーグルを提供

催事店舗では季節ごとに内容を変え15種類のベーグルを提供

全国の商業施設などで展開する催事店舗はタイミーワーカーにも人気がある

全国の商業施設などで展開する催事店舗はタイミーワーカーにも人気がある

JFLAホールディングスの子会社、アルテゴが運営するベーグル&ベーグルでは地方での催事で、タイミーのワーカーを活用している。同社はワーカーからの評価が高く、募集をかけるとすぐにワーカーが集まる人気ぶりだ。一方で、先着順ということもあり、ワーカーからはなかなかマッチングできないという声もある。お気に入り登録が200人近くおり、リピーターが多い。なかでも長期で働いてもらいたいワーカーは自社アルバイトとしてすでに30人ほどを採用した。

逆に、ベーグル&ベーグルの店舗でアルバイトを募集してもなかなか人が集まらない状況だということから、現代の働き方が多様化しているとみて、企業側もオペレーションの見直しが迫られているのでは、といった課題も出てきた。アルテゴ 営業本部 コンテンツセールスディビジョン リテールセクション セクションマネージャー田部祐二氏と、タイミー 関東事業部 カスタマーサクセス小山哲史氏に、地方での催事営業でも必要とするワーカーとマッチングできる上手なタイミーの使い方と、長期で働いてもらいたい人材を自社アルバイト化した成功例を聞いた。

●催事に活用で即戦力をマッチング 自社バイト化30人、コスト削減も

ベーグル&ベーグルのドリームコーポレーションと、クレープ事業を行っていたモミアンドトイ・エンターテイメントの2社が2018年に合併してアルテゴとなった。共に飲食事業で、ベーグル&ベーグルは、創業者の林浩喜氏が米国でベーグルを食べて一目惚れし、日本でベーグル事業を始めようとした。当時の日本ではベーグルを食べる文化がなく、投資家から否定され、日本人に合うソフトタイプのベーグルを開発した。本来のベーグルは生地をゆでる煩雑な工程を経る。これが身の詰まった硬い食感となるが、同氏は蒸すことで安定したクオリティーを保ちながら日本人好みの軟らかいベーグルの開発に成功、ヒットの要因となった。

油脂、牛乳、卵を使わずに作るベーグルは90年代前半からデパ地下のベーカリーなどで販売されるようになった。ヘルシーでおしゃれなイメージから創業時のターゲットは20代の女性で、当時の層がそのまま40代の主婦にファミリー層となって、現在でも主なターゲットとなっている。

直営店、FC店、催事を展開し、売上げ構成比は直営7割、催事2割、FC1割となっている。店舗では焼成も行う。冷生地はOEMで外注している。一番人気の商品は長く変わることなくブルーベリー。催事販売では季節ごとに内容を変え15種類を扱っている。加工工程などはなく、工場から直送されたものを販売する業務だ。日販の多い催事では、社員1人とタイミーのワーカー2~3人、一般の催事では社員1人とワーカー1人で、催事期間中はほぼ毎日別のワーカーが来る。学生から50、60代と幅広い。近年は特に地方で50、60代のワーカーが多くなっている。

タイミーとの出合いは19年のタピオカブームにさかのぼる。当時、田部氏は同事業部の責任者で「(タピオカブームが)いけいけどんどんで人が足りないと。タピオカをかき混ぜるだけ、お茶を入れるだけの単純な作業だが人が足りない。TVのニュースでタイミーの存在を知り、便利な働き方だと感じ導入した。当初は疑心暗鬼だった。(事前にワーカーの基本情報は得られるが)面接がないし、本当に働きに来てくれるのか不安で最初は怖かった」(田部氏)。

タイミー側のサポートは、「初回利用する店舗については前日に店舗へ電話をして不安はないですかと聞いたり、初回利用を終えた翌日にもどうでしたかと電話したりフォローしている。マッチングしてから管理画面でマッチングしたワーカーの基本情報と、これまでどういう店舗で働いてきたかが見られるようになっている」(小山氏)。

店舗には社員かアルバイトがいるので、笑顔で接客できたかなどの情報をフィードバックしてもらいお気に入り登録をして、次回から継続的に働いてもらう仕掛けをしている。「例えば、何度も来ているワーカーに12時から20時で来てもらうと、社員はワーカーがチェックインするのを見届け、16時の休憩回しに1時間だけ社員が交代して入り、その後はワーカー1人に任せている。安心しきっている。こういった任せられるリピーターが170人ほどいる」(田部氏)。タイミーから見ても「店舗をお気に入り登録しているワーカーが197人おり、ワーカーから非常に人気がある」(小山氏)。

実際に働いたワーカーからは“働きやすかった”“スタッフがとても優しかった”という声が多い。一方で、タイミーは企業がワーカーから評価されるとあって人気の店舗はワーカーからしてみると“マッチングがしにくい”という声はある。ワーカーを教育する従業員に個人差はあるものの、企業の評価は共有し、“BAD”が一つ増えてもフィードバックする環境は整っている。

「アルテゴさんはフィードバックをしっかりやっている印象を受ける。私が担当している企業は数十社ですが、アルテゴさんはお気に入り機能やグループ限定公開機能など、とても上手にタイミーの仕組みを活用している。リピート率もかなり高い」(小山氏)

20年4月、新型コロナウイルス感染症の拡大で緊急事態宣言が発出され、施設が営業することができなくなり、社員が余剰となってしまった。休業補償はあるものの、社員を活用しようと、商業施設の駐車場やホテルの入口、公園でベーグルを販売し社員を充てることに取り組んだ。ただ、休憩回しのたびに社員が移動する無駄も多かった。その後緊急事態宣言が明け、社員は自身の店舗に戻ったが、売上げ計画に催事を入れていたため人手が足りなくなった。その時、タピオカで活用していたタイミーに思い当たり、ベーグルの催事でも活用を始めた。

長期で働いていただきたいワーカーを自社バイト化してやりくりして3年経過したが一度もバイト募集にコストがかからなかった。現在催事部門では、30人ほどの自社バイトがいるが、すべてタイミーからの自社バイト化だという。タイミーを通じて、ベーグル&ベーグルでアルバイトをしたい人は多い。非常に人気の店舗だが、タイミーで働きぶりが評価されればアルバイトになれる可能性もあり、企業と働き手が“相思相愛”で自社のアルバイトになった人の離職率も低い。9月に宮崎県の駅前で催事を実施した際も働きぶりの良い人が揃っていた。そのうち1人は自社バイト化した人で、今後も宮崎での催事に入ってもらうことで催事がしやすくなる。

北海道から沖縄まで全国で催事を実施しているが、タイミーを利用して人が集まらなかったことはない。関東圏は集まりやすいが、地方では同じ人が複数回働いてくれることが多いため運営がしやすい。地方ほど即戦力が必要になる。

これまで催事以外の店舗での業務は複雑でタイミーワーカーはあまり活用してこなかった。しかし、自社のアルバイトがなかなか採用できない店舗があったため、タイミーで20人募集したところすべてマッチングしたという。常時働いてほしいアルバイトの募集は時給を上げても集まりにくかったが、タイミーのスキマバイトですぐに募集が埋まったというのは、現代の働き方の多様化が背景にあるようだ。企業側、店舗側も現代の人の働き方に合わせて運営できるオペレーションの見直しが迫られているのかも知れない。

「ワーカーが多くいることはわかった。誰でもできるポジションを作って、そこから逆算して何をやるか、発想の転換をすれば今後は直営店でもタイミーを活用できるかと思っている」(田部氏)

◆スキマバイトサービスで人件費の最適化を 長期自社バイト採用の可能性広がる

スキマバイトサービス「タイミー」は働き手の「働きたい時間」と企業側の「働いてほしい時間」をマッチングするサービスの運営、企画開発を行っている。長期で働いてもらいたいワーカーを無料で引き抜きでき、採用ツールとしても活用できる。

企業は来てほしい時間と求めるスキルを指定するだけで条件に合った働き手を先着順でマッチングする。働いてほしい時に1時間単位での働き手が見つかる。最短1分で簡単に募集ができる。募集する際には、「飲食店経験者」「笑顔で接客できる人」など条件を絞って募集をかけられるため、当日即戦力になり得る人とのマッチングが期待できる。

また、マッチングしたワーカーの氏名、年齢、性別などの基本情報や過去にどんな店舗で働いてどんな働きぶりだったのかレビュー評価も蓄積していることで、面接や履歴書がない代わりに、安心してマッチングできる仕組みが整っている。

最近は催事で活用する企業も増えている。繁閑の差が激しいサービスエリア内の店舗などでは、旧盆休みにはお客が増えるが平時は少なく、長期のアルバイトを抱え込むのは難しく、繁閑の差に合わせてタイミーを利用する企業が増えている。多くの企業から引き抜きをしたいという声があり、特にエリアによっては時給を上げて募集しても人が集まらない一方、タイミーであれば即、マッチングするとあって、タイミーから引き抜きしていこうと人件費ではなく採用費として使う企業も増えている。

飲食サービス、食品工場などでは検便が必須の場合もあるが、タイミーは23年6月から、一部エリアで企業とワーカーの費用負担なしで利用できる「検便検査対応」を開始している。

人手不足が続き、採用が難しくなっているなか、タイミーの活用で人件費の最適化や、長期の自社バイト採用の可能性が広がっている。

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