缶コーヒー特集:安定市場に新局面 カウンターコーヒー急伸長 最需要期での巻き返し狙う

清涼飲料 特集 2013.10.21 10912号 05面
缶コーヒー市場は、スタンダード、微糖、ブラック、カフェオレ以外にも魅力的な商品が登場している

缶コーヒー市場は、スタンダード、微糖、ブラック、カフェオレ以外にも魅力的な商品が登場している

 清涼飲料市場で構成比の高い缶コーヒー市場は新たな局面を迎えている。缶コーヒーは40代を中心としたコアユーザーに支えられ、安定した市場を構成してきた。今年、CVSが展開するカウンターコーヒーにより、売上げを脅かされている。本格的なレギュラーコーヒーが低価格で飲用できるカウンターコーヒーが勢いよく販売数を伸ばし、缶コーヒー市場への影響は出てきているようだ。1~9月で前年比1~2%減(本紙推定)で推移している。カウンターコーヒーへの注目はコーヒー全体の飲用機会の増加と捉え、最盛期

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