海を渡った日本食・最前線からの報告(47)麺類製造販売業「カネジン食品」<上>

麺類 連載 2015.01.07 11120号 03面
シンガポール、タイ、香港と海外進出を果たしたカネジン食品の金野仁社長=タイ中部サムットプラカーン県で小堀晋一が14年11月24日写す

シンガポール、タイ、香港と海外進出を果たしたカネジン食品の金野仁社長=タイ中部サムットプラカーン県で小堀晋一が14年11月24日写す

 ●顔と顔が見える関係を  タイの首都バンコクで展開されている「ラーメン戦争」。とんこつ、魚介系、家系など日本発のラーメン店が狭いエリアに軒を連ね、実に百数十軒にも。このうち大半の70~80店舗に日本のラーメンにぴったりの中華麺を提供しているのが、札幌発祥の麺類製造販売業「カネジン食品」だ。2011年8月にバンコク進出。直前までシンガポール工場から空輸で直送していたが、注文の増加に追いつかなくなり現地生産を決めた。  金野仁社長

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