アサヒビール、ワインへの注力加速 専門商社エノテカ買収 国内2位うかがう位置

酒類 ニュース 2015.02.18 11141号 02面
手を取り合うアサヒビールの平野伸一専務、小路明善社長、エノテカの廣瀬恭久社長、櫻井裕之常務執行役員(左から)

手を取り合うアサヒビールの平野伸一専務、小路明善社長、エノテカの廣瀬恭久社長、櫻井裕之常務執行役員(左から)

 アサヒビールは、中高級価格帯ワインの品揃えをさらに強化して、近年進めているワイン事業への注力を加速する。ワイン専門商社エノテカが持つ現地生産者との強い結びつきを生かすため、同社の全株式をファンド会社などから3月31日までに取得する。アサヒのワイン事業売上高は14年、前年比2割増の144億円と拡大。エノテカの200億円(15年3月期見込み)を加えると「国内2位をうかがう位置」(小路明善アサヒビール社長)となる。(丸山正和)

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