農産物輸出に本腰 存在感増すミャンマー
経済成長を目指す東南アジアのミャンマーが、得意の農産物などの輸出拡大に本腰を入れている。輸送費の高い航空便や輸送時間のかかる船便を避け、多国間と長距離の陸上国境で結ばれているという地の利を生かす。東隣のタイとの間では貨物車両の相互乗り入れを9月中にも開始し、新鮮な野菜などを出荷する見通しだ。その一部は将来的に、タイを経由して南のマレーシアにも向かう見通し。中国にも同様の販路拡大を期待する。東南アジアの食料基地としての存在感が増すことになる。
ミャン