東南アジアのエビ養殖事業、世界需要回復で伸長か

水産加工 ニュース 2022.01.12 12346号 06面
タイのエビ養殖池。米国や日本市場の回復に期待を寄せている

タイのエビ養殖池。米国や日本市場の回復に期待を寄せている

エビの養殖が盛んなタイやインドネシア、ベトナムなどで世界需要の回復に伴う生産拡大への期待が高まっている。

世界最大のエビ輸入国である米国で需要が高まっているほか、新型コロナの抑制に成功した人口最多の中国や日本でも回復が見込めるからだ。各国とも官民が協力してあの手この手で輸出を拡大させたい意向だ。

タイ農業・協同組合によると、タイの21年1年間のエビ生産量は前年比3.6%増の28万tの見込み。22年は2倍近い7%強増加の30万tを予想している。

輸出も増強され、21年の輸

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