サッポロビール・22年事業方針 ビールの魅力最大化 デジタル活用でファンを
野瀬裕之社長
サッポロビールは22年事業の重点に施策に「ビールの魅力最大化」を掲げる。10年以上にわたる中期的なビール強化の取組みが奏功しているとして、多様なラインアップの提案を続けるとともに、デジタルとリアル体験を組み合わせた新たな顧客プラットホームの構築に着手する。主力ビール「黒ラベル」で前年比約3割増、ビール類計で1割強の2桁増を計画する。
野瀬裕之社長は6日に東京本社で開いた説明会で、かねて強化に向けた取組みを続けてきた家庭用ビールに言及。市場全体が09