全国卸売酒販組合中央会・松川会長 コストオンで適正に価格転嫁実現を
松川隆志会長
全国卸売酒販組合中央会は9日、東京都内で第69回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選で松川隆志会長(日本酒類販売取締役相談役)を再任した。松川会長は秋からの値上げについて「自社の必要なコストをオンした適正な価格転嫁を実現することが重要だ」など今期トピックについておおむね次のように述べた。
6月1日に改正取引基準が施行となり、卸売業は得意先との取引内容を見直したところだ。値上げとは別に免許事業者として公正な取引推進のために基準の順守が求められる。