マルトホールディングス、大熊町へ出店 福島第1原発事故以来初めて

小売 ニュース 2024.07.29 12797号 02面

 【東北】福島県浜通中心に店舗を展開するマルトホールディングス(福島県いわき市)は東日本大震災による福島第一原発事故で、全町民が町外避難した大熊町に事故後初出店する。原発事故で全町民が町外へ避難し、その後22年にJR大野駅を中心に市街地など避難指示が解除され、帰還、移住定住にかじを切らなければならない時期を迎えている。
 7月25日、町役場で「大熊町原地区商業施設の出店に関する基本協定」の締結式が行われた。それによると同地区に公設民営商業施設が建設され

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