ニッカウヰスキー弘前工場製造、国産の生シードル 「スマドリ」適した度数3%

酒類 キーパーソン 2025.04.11 12919号 04面
瀧瀬生工場長

瀧瀬生工場長

シードルがつくられていた弘前れんが倉庫美術館

シードルがつくられていた弘前れんが倉庫美術館

 【東北】ニッカウヰスキー弘前工場でつくる「ニッカ弘前 生シードル」は9月から12月までの期間で一気に仕込む。その後酵母を取り除いて0度Cまで冷やし保管する。これで数年フレッシュな状態を保てる。貯酒はビールのタンクと同じもので、温度コントロールは繊細に行える。これを年間需要に応じて充填していく。環境に恵まれた工場だ。すぐ前を岩木川がゆったり流れ、彼方に津軽富士の岩木山を望む。瀧瀬生(いきる)工場長にシードルへの思いを聞いた。(三沢篤)

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