コープさっぽろ創立60周年特集

コープさっぽろ創立60周年特集:大見英明理事長に聞く 生活充実を維持・実現

特集 小売 2025.08.14 12980号 02面
大見英明理事長

大見英明理事長

コープさっぽろの事業高、組合員数の年度別推移

コープさっぽろの事業高、組合員数の年度別推移

18年に約10億円を投じ江別物流センターに自動倉庫システム「オートストア」を導入。宅配トドックの品揃えを、5000SKUから2万5000SKUへと飛躍的に拡大させた

18年に約10億円を投じ江別物流センターに自動倉庫システム「オートストア」を導入。宅配トドックの品揃えを、5000SKUから2万5000SKUへと飛躍的に拡大させた

自前の冷凍倉庫開設や最新鋭のシャトルラックシステム導入など大規模な投資を行い、徹底して物流機能強化・効率化を図っている

自前の冷凍倉庫開設や最新鋭のシャトルラックシステム導入など大規模な投資を行い、徹底して物流機能強化・効率化を図っている

留萌市から学校給食センターを買い取り、4月から同市内小中学校への学校給食提供を開始。両者は「くらしを支える食の提供に関する相互協定」を締結した(大見英明理事長(右)と中西俊司留萌市長)

留萌市から学校給食センターを買い取り、4月から同市内小中学校への学校給食提供を開始。両者は「くらしを支える食の提供に関する相互協定」を締結した(大見英明理事長(右)と中西俊司留萌市長)

昨年から健康診断の内製化を実施、今年度からは組合員にも開放し3台の健診車両で全道を巡回する。5年後には健診車15台体制で15億円の事業規模を目指す

昨年から健康診断の内製化を実施、今年度からは組合員にも開放し3台の健診車両で全道を巡回する。5年後には健診車15台体制で15億円の事業規模を目指す

 ◇大見英明理事長インタビュー 可能性追求へ強い決意
 生活協同組合コープさっぽろは、創立60周年の今年「縮充と可能性の追求」をテーマとする行動指針を掲げた。北海道が深刻な人口減少で縮む社会を迎えても、充実した生活を維持し実現するための可能性を追求していく強い決意を込めている。食や物流、医療、電力・エネルギー、旅行、葬儀など、組合員の生活に関わるさまざまな分野で垂直統合による事業の多角化と、店舗や物流施設、生産工場を構え全道ネットワークをカバーする「食

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