ファミリーマート、女性獲得へ中食強化 新規のプラスオン期待

小売 ニュース 2019.05.22 11879号 04面
女性客の利用促進を目指す「ポケチキ」

女性客の利用促進を目指す「ポケチキ」

ファミリーマートは、中食分野の伸びしろとして女性ニーズの開拓を進める。5月中旬にはフライヤー、チルド弁当、カフェで女性ターゲットの商品を続けて投入した。

14日発売のフライヤー商品「ポケチキ」は、鶏むね肉を一口サイズにフライした。同社でのフライヤー購入客の女性比率は43%だが、一口サイズの「ファミポテ」では55%を超えている。食べやすく分けやすいことが女性に支持される要因という。フライヤー商品の主力素材であるチキンで、同様の特徴を持つ「ポケチキ」により利用客層の拡大を図る。

チルド弁当の女性比率は41%で、定温弁当の30%をすでに上回っている。カツ丼など既存の丼メニューを発展させ、洋風・エスニック系メニューを拡充する。14日にはデミハンバーグ丼やガパオライスを発売した。また、小容量タイプも戦略的に増やすほか、丼以外の商品開発も視野に入れている。

チルド弁当は、廃棄ロスを削減する上でも重要なカテゴリーだ。常時展開する品揃えを従来の7品から11品に拡大し、品揃えの構成比を弁当全体の40%に引き上げる。

コーヒーマシンで提供するカフェは、主力のブラックコーヒーを除けばもともと女性比率が高い。ブラックコーヒーの女性構成比は34%だが、カフェラテは65%、フラッペは66%を占める。秋冬に展開した抹茶ラテとココアの場合、合わせて500万杯のうち68%が女性客だった。

12日には抹茶ラテ・ココアのアイス商品を発売した。江崎グリコのアイス技術を活用し、ビーズ状の抹茶・ココアアイスと氷の上に、マシンからホットミルクを注ぐ。アイス用2品で1200万杯を計画する。(宮川耕平)

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