8月商業動態、巣ごもり影響が顕著に
経済産業省が発表した8月の商業動態統計月報(速報)によると、コロナ禍で迎えた夏季休暇シーズンは、スーパーやドラッグストア(DgS)には追い風で、コンビニエンスストア(CVS)も前月に比べやや持ち直した。
百貨店は既存店ベースで前年比20%減だった。6~7月は同17~18%台で推移したものの、外出を控え巣ごもりによる影響が顕著に出た。部門別では衣料品や家庭用品が下げ止まりとなる一方、食品は前月の10.3%減から16.2%減に悪化した。