小売の的 未来への顧客創造:ビオセボン・ジャポン 日常使いの品揃え深掘り
オーガニック商品の割合を一段と高めていく
ビオセボン・ジャポンは「オーガニックを日常に」を掲げて普段使いできる品揃えを拡充してきた。23年度は全店を改装、売上げは既存店ベースで2桁増となった。7月の代々木上原店(東京都渋谷区)で新規出店も再開している。また、イオングループ各社へ商品を供給、このうち直輸入の植物性ミルクの導入店は全国1000店規模になるなど、日常使いの裾野は広がっている。
コロナ禍の特需期と比べても、農産品をはじめとする普段使いの商品群は伸びている。一方、嗜好性の高い商品群は