小売の的 未来への顧客創造:ビオセボン・ジャポン 日常使いの品揃え深掘り

小売 ニュース 2024.09.06 12817号 01面
オーガニック商品の割合を一段と高めていく

オーガニック商品の割合を一段と高めていく

 ビオセボン・ジャポンは「オーガニックを日常に」を掲げて普段使いできる品揃えを拡充してきた。23年度は全店を改装、売上げは既存店ベースで2桁増となった。7月の代々木上原店(東京都渋谷区)で新規出店も再開している。また、イオングループ各社へ商品を供給、このうち直輸入の植物性ミルクの導入店は全国1000店規模になるなど、日常使いの裾野は広がっている。
 コロナ禍の特需期と比べても、農産品をはじめとする普段使いの商品群は伸びている。一方、嗜好性の高い商品群は

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