ADEKA、食品事業は減収減益 インバウンド消失などで
加工油脂大手のADEKAの上期食品事業は新型コロナや長雨・猛暑の影響で、減収減益で折り返した。国内で巣ごもり需要が一巡したことに加え、インバウンド需要の消失や夏場の長雨、猛暑など影響し、コンビニエンスストアや観光・外食産業が低調となった。
同社の21年3月期上期連結業績は、売上高1386億3100万円(前年比5.2%減)、営業利益89億6100万円(同0.7%減)、経常利益83億6200万円(同1.0%増)、純利益57億2300万円(同3.3%減)