北のラーメン店(50)味のありこま “細腕繁盛記”へ力強い一歩

連載 外食 2010.07.21 10350号 09面
斉藤保子社長

斉藤保子社長

「味のありこま」はアットホームな雰囲気だ

「味のありこま」はアットホームな雰囲気だ

 【北海道】重労働のラーメン店では数少ない女性店主が経営する旭川の人気店「味のありこま」。斉藤保子社長は「一緒に始めた夫が昨年他界。店主として切り盛りを始めて大変な一年だった」と振り返る。  同店は1974年に開業。亡き夫の和正さんと栄養士の資格を持つ保子現社長と一緒に店の味を作り上げ、「店が軌道に乗るまで20年かかった」と苦労したころを回顧する。それだけに、同社長は「夫が亡くなった時は複雑だったが、店を続けてきて良かった。辛い時期を支えてくれたお得意

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