日糧製パン創業80周年 おいしく、北海道らしく “北海道のために”貢献
吉田勝彦社長
92台の配送車両が全道の小売店舗に商品を供給する
1日5万個を製造する日糧製パン本社工場の菓子パン生産ライン
日糧製パンの歴史
日糧製パンの主力商品群
地場製パン最大手の日糧製パンは、昨年創業80周年を迎えた。1943年「北海道報国製菓」として創業し、59年に現社名へと改称。戦後、パン製造を本格化させ道内各地の製パン業者を相次いで統合・吸収しながら事業を拡大。66年には東京の同業を買収して関東市場へと進出、道外の営業拠点を首都圏や関西まで広げた。90年新発売した「チーズ蒸しパン」が空前の大ヒットを遂げたが、その後全国大手との競争激化で道外事業の採算が悪化。99年に一部東北を除き、道外の生産・営業拠点をほぼ全廃して収益の見込