食品ニューテクノロジー研究会講演:京都大学大学院・安達修二教授

統計・分析 総合 2015.01.09 11121号 06面

 ◆「亜臨界水の食品加工への応用を探る」 京都大学大学院農学研究科食品生物科学専攻食品生産工学講座 安達修二教授  気圧の低い高山では、水は100度C以下で沸騰する。一方、水圧の高い深海で沸騰する熱水鉱床の水温は100度Cを超えている。このように、沸点は圧力に依存し、水は374度C(臨界温度)までは圧力を加えると液体状態に保つことができる。常圧での沸点である100度Cから臨界温度までの範囲で加圧することにより液体状態を保った水を亜臨界水(または加圧熱水

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