食品ニューテクノロジー研究会講演:大阪府立大学大学院・椎木弘准教授

図1 分子インプリンティング法による人工抗体形成の概略

図1 分子インプリンティング法による人工抗体形成の概略

 ●「分子インプリンティングを用いた腸管出血性大腸菌の迅速検出」 大阪府立大学大学院工学研究科 准教授 椎木弘氏
 厚生労働省の統計によると、2019年の食中毒事故発生件数1061件、患者数1万3018人(死者4人)のうち、微生物関連の事故は950件、患者数1万2304人(死者1人)であった。衛生管理技術が発達した現代においても、細菌やウイルスを要因とした食中毒事故が多発している。したがって、食の安全向上には微生物検査に関する日常的な自主管理のさらなる

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