飲料業界、コカ・コーラの動向に再び注視、値上げを期待

くすぶり続けているコカ・コーラの一〇〇円飲料缶の一〇円値上げ問題は、飲料業界にいろいろな波紋を投げていたが、年明けてその値上げ動向に再び深い関心が集まっている。消費税導入の際、一〇〇円缶飲料は、各メーカーにとって消費税を引いた九七円が小売価格となり、実質的には三円値下げでスタートした結果になった。加えて物流費高騰がメーカーにとって大きな負担になっているだけに、プライスリーダーであるコカ・コーラに対する値上げ期待論が早くから飛び出していたもの。

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