主要業種 課題とトレンド展望 =3= 乳業 基幹商品の動向注目

総合 連載 1992.01.27 7327号 2面

酪農乳業界にとっては、非常に重要な年を迎えた。それは、中長期的には酪農乳業の存在意義を問う年でもあり、展望を見極める年でもあるといえる。これまで消費拡大、市場環境整備、基盤強化などに取り組んできた業界だが、今年はいよいよ「待ったなし」でその成果を出す時期になったといえる。平成4年のスタートも、13日から再開されたガット・ウルグアイラウンドのドンケル事務局長の「例外なき関税化」案提示で詰めの交渉が進められる一方、国内酪農は牛肉自由化によるヌレ仔牛、乳廃牛の暴落などが経営面を直撃

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