加ト吉、檜山食品興業を買収し即席麺に進出。新たに冷凍麺の生産も計画
加ト吉は負債総額約六〇億円を抱えて昨年8月に自己破産した檜山食品興業を買収、加ト吉は既存の旧檜山食品興業の生産ラインを使ってカップうどん、カップラーメンなどを生産していくほか、新たに冷凍麺ラインを設置する計画を明らかにした。加ト吉はかねて冷凍麺の生産力を強化するため企業買収による業容拡大策を打ち出し、関東での生産拠点拡充の意向を示していた。即席麺市場は昨年後半から消費が伸び悩み熾烈なサバイバル戦争に突入していることから、加ト吉の参入は業界に大きなインパクトを与えている。