チェーンストア、進む大手の寡占化 シェア50%に近づく
日本での小売総数販売額は、自動車、ガソリンスタンド、建売住宅の小売を含めると一四〇兆円、これらを除いた消費財では九一年度約一〇五兆円である。卸売業の販売額は四三〇兆円あり、日本では四対一で卸売業の販売額が多い。卸売業、つまり中間流通は世界で一番大きいという独得の流通構成を示している。 一〇五兆円の小売総販売額のうち大手五〇〇社で四五%に達する。うちコンビニエンスストア、ビッグストア、百貨店、ボランタリーチェーンなどチェーンシステムで経営する小売業シェア
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