イカ加工業の現状と問題点 売行き低迷が悩み 全国いか加工業協組調べ

珍味 統計・分析 1994.05.11 7699号 8面

全国いか加工業協同組合(名取小一理事長)はイカ加工品の消費拡大を図ろうと組合員、問屋、外食産業などの業界関係者や消費者を対象にアンケートとヒアリングによる調査を行い、このほど、報告書をまとめた。そのうち組合員一〇五社を対象に、イカ加工業界の現状と問題点についての調査結果をみると、平成4年度の一社平均売上高は二五億八八〇〇万円でイカ加工品の製造比率が約五割でそのうち乾燥珍味の販売比率が六割を占めている。また、現在抱えている問題としては「製品の売れ行き低迷」が最も多く、対応策とし

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