サッポロビール（株）（東京都中央区、０３・３５７２・６１１１）では、このほど同社が関西地区で放送中のラジオＣＭ「がんばりなはれサッポロビール」で、権威あるテレビ・ラジオの広告賞であるＡＣＣ賞を受賞した。

このＣＭは、大阪のＦＭ局「ＦＭ８０２」の人気番組「ＳＡＫＡ　ＨＯＴ　１００」（日曜日１２時～１６時）の中でシリーズ放送しているもので、同シリーズは、サッポロビール大阪支社の営業マン「札幌健太（二八歳）」を主人公に、昨年の９月から放送がスタートし、すでに第二三作目までを数え各方面から好評を得ている。

ＣＭの放送が開始されてから、ファンレターまで寄せられるようになったこのストーリーの主人公は、実は実際のサッポロビールの営業マンの姿でもあり、全国的に見て比較的シェアの低い関西地区では、営業マンもそれこそ健太同様の努力をしてきた。関西地区でもっと愛されるビールとなるために懸命に努力する姿をストレートに打ち出したＣＭが、今回こうした名誉ある賞を得たことで、同社では少しずつ関西の人達に近づけたかもしれないと、ちょっぴり自負している。

〈ＡＣＣ賞〉

ＡＣＣ（全日本ＣＭ協議会）の主催するテレビ・ラジオの広告賞で、正式名称を「全日本ＣＭフェスティバル」といい、今年で第三四回を迎え、さまざまな広告賞の中でも権威あるもののひとつ。

今回、札幌健太シリーズが受賞したのは「話題賞」、「地域ＣＭ部門ラジオＣＭ・ＡＣＣ賞（六〇秒以下）」、「地域ＣＭ部門ラジオＣＭ・ＡＣＣ賞（六一秒以上）」の三部門。