サッポロビール、吉本興業とタイアップで生黒ラベル関西キャンペーン展開
【大阪】サッポロビール(株)(東京都渋谷区、03・5423・2111)は、吉本興業(株)とタイアップし、今年一年間にわたって、基軸商品「サッポロ〈生〉黒ラベル」の関西(近畿・中国・四国地方)独自のキャンペーンを展開する。
従来、「サッポロ〈生〉黒ラベル」のようなナショナルブランド商品のキャンペーンは、全国一律の内容で展開されるのが一般的だが、今回のようにエリアを限定して地域性を持たせた内容の商品キャンペーンを行うのは、ビール業界ではもちろん初めて。同社では、東日本に比べシェアの低い西日本で、消費者に強いインパクトを与えることを目的に、この関西独自のキャンペーンをスタートする。
キャンペーンタイトルは、「よ~しもっと黒ラベル」。メーンキャラクター「黒ラベルくん」を中心として展開、「黒ラベルくん」には、若手人気漫才コンビ・ティーアップの前田が扮する他、吉本興業の有名タレント一三名が参加することになっている。
キャンペーンの中心となるテレビCMは、今年1月2日・3日に放送の「東京箱根間往復大学駅伝競争」の番組内で初お目見えした。これ以外にも、ラジオ、新聞、雑誌、交通広告といったメディアや、各種POP、各種イベントなどを通じて話題の喚起を図るとしている。同キャンペーンの記者発表会は、昨年12月21日、NGKなんばグランド花月で華々しく催された。
同日は、サッポロビールから日暮正信常務取締役ビール営業本部長、笹原謹二取締役大阪支社長をはじめ大阪・京都・神戸支社の営業担当者(約一二〇名)が出席。吉本興業からは、木村政雄制作担当取締役が出席、それぞれが今回のタイアップについてその意図・期待などを語った後、CFの主役「黒ラベルくん」(ティーアップ前田)が登場し紹介された。
続いて、脇を固める間寛平、中田ボタン、オール巨人、西川のりお、宮川大助・花子、桑原和男、池乃めだか、末成由美、島木譲二、清水圭、和泉修ら人気のベテラン陣が舞台上で勢揃い、最後は、両社の出席者全員が舞台上に居並び「よ~しもっと黒ラベル」の雄叫びを挙げて、キャンペーンスタートを飾った。