危機管理特集 山崎製パン、地震当日パンを緊急援助 社員派遣で配達確保

山崎製パン(株)の関西地区の生産拠点は、大阪第一、第二、阪南、京都の四工場があり、建物や生産設備への損害は軽微であった。1月17日の震災の当日には、被災地へ自主的にパン一万個を緊急援助した。そうこうしているうちに同社へ、食糧庁を通して、兵庫県庁と神戸市への援助要請があった。内容を確認のために18日に飯島延浩社長と山田憲典専務が神戸市にでむき、県庁と神戸市との話し合を行い、即日、本社に震災対策本部を設置、総務部の会田部長を窓口にし、援助計画をスタートした。

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