三菱商事が欧米で水産事業を強化、分社化で新会社を設立
三菱商事(東京都千代田区、03・3210・2121)が欧米での水産物販売を強化している。昨年、米国・英国両現地法人の水産の組織を相次いで分社化、現地でエビなどの販売を行う新会社三社を設立した。いずれも東京本社水産部直轄の事業会社とすることで、機動的な商内展開を図るとともに、きめ細かい販売活動を行っていく。 同社は「かつてのような右肩上がりの経済成長が期待できない現在、日本国内市場だけをターゲットにしていては今後の安定的な収益が確保できない」との考えから