大手スーパーの98年戦略(1) 業態改革軸に利益回復図るダイエー(1)
営業利益向上が重要 (株)ダイエー(本店=神戸市、中内功会長兼社長)の当面する課題は、赤字体質(九四年度=赤字、九六年度=実質赤字)から早急に脱却し、黒字定着を図ることにある。目標は、同社が中期経営計画(一九九七年度~二〇〇一年度)で掲げている経常利益率二%の達成である。 そのための処方せんは、(1)差し入れ保証金の流動化(2)子会社の上場に伴うキャピタルゲインの取得(営業利益の向上)。
営業利益向上が重要 (株)ダイエー(本店=神戸市、中内功会長兼社長)の当面する課題は、赤字体質(九四年度=赤字、九六年度=実質赤字)から早急に脱却し、黒字定着を図ることにある。目標は、同社が中期経営計画(一九九七年度~二〇〇一年度)で掲げている経常利益率二%の達成である。 そのための処方せんは、(1)差し入れ保証金の流動化(2)子会社の上場に伴うキャピタルゲインの取得(営業利益の向上)。