総会開く コープさっぽろ、内舘新体制で再生始動
【札幌】経営再建を進めているコープさっぽろ(札幌市中央区、011・271・7711)は15日、札幌市内で「第三三回定例総代会」を開き、九七年度決算で当期剰余金(当期損益)が五三億円の赤字を計上し、組合員への出資配当金を六五年創立以来初のゼロとする決算を報告。あわせて北川恭三理事長の後任に日本生協連・内舘晟専務理事の就任を正式に決めた。北川氏を含めて一五人の常勤理事のうち一三人が退任するとともに、六人の新理事を起用し執行部の一新を図るなど、同生協が再生に向け再出発する意義の大き