中部の問屋界、大手卸の小売・2次卸への逆選別急ピッチ

大手卸の顧客先への“逆選別”が、ここ一~二年来取りざたされている中、中部の大手卸でも先行きの警戒感から、このところ急ピッチで小売、二次卸への逆選別が進んでいる。とりわけ二次卸への選別が厳しく、大手卸の系列以外の二次卸の二一世紀への生き残りは非常に厳しくなってきた感がある。 まず、消費者に直結した売場を持つ小売業は、生販三層の中で、圧倒的なポジションを誇り、大小を問わず、まったく頭が上がらなかったのが、つい二~三年前までの、卸と小売の関係だったといえる。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

関連ワード: トーカン 伊藤忠食品

書籍紹介