カネテツデリカフーズ、和議条件を可決
カネテツデリカフーズ(株)(神戸市東灘区、078・857・3878)は19日、同社の和議手続き開始申し立てに関する債権者集会で、債権者数の過半数および総債権額の四分の三以上の賛成を得て、許可決定に必要な和議条件の可決がなされた。
同社は1月29日に和議申し立てを行ったが、その後も取引先の支援・協力を得て、順調に業務を継続させている。この間、裁判所に指名された整理委員が同社の調査を進めてきたが、その結果、「和議による会社の再建が可能で、債権者に対して少しでも多くの債権の弁済を図るため、和議の許可が望ましい」とされた。この調査結果を受けて、8月12日付で、和議手続き開始決定がなされた。
今回の債権者集会で、決定数をはるかに上回る債権者の賛成を得ることができ、一~二週間以内に、神戸地方裁判所による和議許可の決定がなされ、官報公告後和議が確定して終了となる予定。
和議の条件として、和議申し立ての四〇%の免除を受けて、残額の六〇%を一〇年間で弁済する。中でも、この三年間で三九%の弁済を約束し、残り七年間で二一%を返済する計画。
同社の平成10度売上予想は一二九億円。最近の業績は、申し立て直後の信用不安から、売上げが前年対比二〇%減と、落ち込んではいるものの、この数ヵ月で前年対比一〇%減まで回復しており、和議許可によって、これまで以上の業績好転が可能となったとしている。
なお、7月7日の取締役会で、代表取締役社長に吉岡信明氏が就任し、前任の村上健社長は専務取締役となった。















